とぼとぼ・らんらん

主にマラソンのことを、時々アイドル・艦これ・タイガースのことを呟きます

ナイス ファイト

昨日は松戸市でフルマラソンに参加して来ました。今回のテーマはキロ7分でゴールすること。大体4時間54分くらいに相当します。

果たして…。

 

先ずは大会会場まで遠いなぁ。徒歩30分なり。軽く2キロ半ある。

コースは堤防上。トイレが河川敷まで行くとか、大変困ります。

参加人数は小規模で嫌いじゃないけど、終盤、周りに参加ランナーがいない寂しさ。

河川敷に行く車が案外危ない。どう考えても徐行すべきは車だが、オレは痛いの嫌だから、勝手に徐行しました。

 

キロ7分の設定のため、走り始めから最後尾に限りなく近い。ペースを刻みやすくなるから良い。そのオレよりも下がるランナーがいました。最近の傾向として、みんな、前半から速めに入るランナーが多い中、珍しい。若い女性っぽいので気になる笑

大体6分45秒から7分程度でずーと推移しました。風が冷たかったせいか、10km程度からトイレが気になるものの、気が進まない。結局23km過ぎに行くことになるのですが、これがまた微妙な結果に。

と言うのも、コースアウトした距離は合計400メートル程度。ガーミンの計測では総距離42.9km。誤差がいつもあるからねぇ。実際にはもっと長かったのかな。34kmくらいから脚の動きが悪くなり始め、37kmからは辛かった。結局、5時間3分台だったけど、ガーミンが計測したフル通過タイムは4時間57分台。少しは成果が出ているのかな。

 

コースが片道5kmの往復コース。そのため、何度もすれ違うことに。

最初の女性と何度もすれ違ってましたが、彼女は体調が良くなったのか走ったり歩いたりを繰り替えしていました。

そんな中、自分が25kmくらいの時に追い越しました。つまり10kmの差。この時点で約3時間。彼女は15kmくらいだから制限時間6時間内での完走は絶望的。5時間を越えて最後の周回には入れないルール。だから彼女はスタート地点に戻ったらそこでリタイヤするものと思ってました。最終周に突入したオレが徐々にスローダウンする中、最後のすれ違いになるであろう時、彼女は懸命に腕を振っていました。

彼女は「走っていた」。

もちろん、世間から見れば歩いていることと変わらないくらい。でも、気持ちは走っていたんだと思います。あの経験は沢山ありますので、間違いない。

諦めていない

そう感じました。いや、多分、無理だった。でも、そう思いました。だから「凄い」と本気で思いました。

その後、スローダウンが止められず、キロ8分台後半まで落ち込んだオレも、ラスト1km。正式タイムでの5時間は絶望的。それでも「諦めず」前へ。

下を向くことが多くなっていましたが、その時、目を疑う光景が!

歩いている。

あの彼女が3周回目に入っている!ホントに「諦めていない」。何とも言えない感覚に。

 

ナイス ファイト

 

そう呟いていました。